メダカ等の生体をインターネットで販売する方が増えています。
しかし、通常の商品と違い、生き物なので、「発送方法がわからない」、「輸送中に死んでしまうのでは?」と気にされる方も多いかと思います。
もちろん、生体を発送する際は物を送る時より注意する必要があります。しかしながら、注意さえすれば高確率で元気な状態で届けることが可能です!
今回は、メダカなど生体の発送方法を紹介します。
準備するもの
まずは、下記のものを用意します。
- 丸底ビニール袋
- 発泡スチロール
- ガムテープ・または幅の広いセロハンテープ
- 携帯酸素
- 保冷剤(夏場)
- カイロ(冬場)
- メチレンブルー(無くても可)
- ダンボール(無くても可)
発送前の準備
まず、発送する前日までに、発送する生体を新鮮な新しい水を入れた別の容器に移動します。
発送中、少量の水で1日〜長い場合数日過ごすことになります。そのままだとフンをしてしまい、あっという間にアンモニアだらけとなり、アンモニア中毒になってしまいます。そのため、2日以上前から隔離し、餌を与えないようにします。生体により差はありますが、大抵は1〜2週間程度の餌切りは問題ありません。
発送は、生体に取ってストレスとなります。免疫力が低下し、病気にもかかりやすくなってしまうため、私は病気防止のため、メチレンブルーに入れて発送します。
生体をパッキング
生体を発送するために、まずは丸底ビニール袋を準備します。
インターネット通販で可能です♪
丸底ビニール袋を安定するように設置します。
そこに、生体を水ごと入れていきます。
次に、酸素を入れて袋をパンパンにし、袋を閉じます。
酸素は、専門業者じゃない限り、酸素ボンベやエアーコンプレッサーは無いと思うので、ホームセンター等に売っている携帯酸素を代用します。
撮影用に片手で入れて居ますが、実際は両手を使ってください 笑
袋を締める際は、袋の上部をねじり、輪ゴムで止めます。
一度根本を輪ゴムで止めた後、余った部分を丸め、一緒に輪ゴムで止めます。
配送中に袋が破けてしまった場合のことも考慮し、更にもう一枚袋に入れます。
梱包方法
次に、パッキングした生体を梱包します。発送中は、様々な環境の変化があり、外気の温度も変化しやすくなるため、温度の変化をなるべく避けるために発泡スチロールで梱包します。
蓋を締めて、テープでしっかり留めます!
新聞紙や梱包材等を入れて隙間を埋め、発泡スチロール内で動かないように固定します。この時、夏場は保冷剤、冬場はカイロを入れて、水温が上がりすぎたり下がり過ぎたりしないよう対策をしてください。春や秋は、何もせずそのままで大丈夫です!
発泡スチロールをそのまま配送業者さんに渡しても問題はありませんが、念の為ダンボールに入れておくと、発泡スチロールの損傷を防ぐことができます。
まとめ
いかがでしたか?いくつかのポイントがありますが、これらを抑えれば問題なく発送できるので、そこまで難しくありません。
まとめると、以下の手順となります。
- 新鮮な水を準備する(できればメチレンブルーを入れる)
- 餌切りを2日以上する
- 生体をパッキングする
- 発泡スチロールにパッキングした生体を入れる